ただいま、動いている原発が0。晴れて0!と思いたいが、落ち着かない0でもある。なんとかして稼働したいと企んでる黒々とした力を感じるから。エンデの「モモ」の中での灰色の男たちを思い出す。都会からやってきて時間がない、時間がないと人々を騙していく。もう一度「モモ」を読み返してみようと思う。モモはどうやって闘ったのか。ミヒャエル・エンデは、ドイツの有名な児童文学者ですが、ドイツは原発とさよならすることをずいぶん前に決めている。それでいて、経済活動は低迷している様子はない。日本は脅し文句のように、経済が電力が・・と騒ぐけれど、政府がじたばたすればするほど、多くの人は国が嘘をついてることを感じている。多くの人が進むべき道に気づいてるのに、巨大な力の前になかなか動けずにいる。
4/29日に放映された番組をFBで見つけたので、紹介します。
「時任三郎エネルギーの旅」そこには、光が・・・。ドイツも今の日本と同じだったんだ。そこからの一歩が素敵だなーと思う。節電活動ひとつにしても、すごく楽しい。ポスターもいいし、節電NO1の家庭にはイタリア旅行プレゼント!だって。
資金を集めるためのポスター「私は、原発からの嫌われ者です。」デザインも素敵ですが、コピーも素晴らしい。人間は知恵と工夫ができるすごい生き物なんだなと勇気がでる番組。あちこちにヒントが隠されてます。時任三郎さんのナレーションもいいし!
(ふぞろいの林檎たち世代ですから)
そして、電力会社サイドの話も聞けるのがすごくいい。節電活動を盛り上げようとすると、営業妨害と言われること。最後には、電力会社の方が、私たちは学び直さなくてはならないことがたくさんあると話されてます。いろんな道があるはず。道はひとつではなく、いろんな道が・・・。