MANCHESTER BY THE SEA
四条に出たついでに、四条でバイトしてる娘と近くの高校に行ってる息子を誘って夜ごはんからのー、夜映画@京都シネマ。忙しい息子もテスト明けだし、おとーさんおすすめだよっと言うとへえと来てくれた!若い時に勉強だけじゃなくていろんな映画を観て欲しいと思ってるので、どう?と声をかけるようにしてる。無理って時もあるけど、いくわっと言って部活帰りに合流して観れることもある。最近は、おとーさんのイチオシね、たまにあれっ?て時あるからねえと3人でニヤニヤしながら。マンチェスターバイザシー。なんの予告も見ずに観ました。いやあー、地味な映画やけどいいっというyoshiの言葉通り。じっみっ!!渋っ。だけどいいっ。ワカルーーーッな映画でした。こういうボソボソした感じの映画は映画館で観る良さがあるなあと思います。観なければ絶対知りえなかったこういう心情とか。何かを紐解いていく感じとか。安易にハッピーにならないところとか。心の襞をじわじわ追っていく映画です。これを十代の子と観れたのはよかったなと思います。これ美味しいってわかりやすい感動って映画もあれば、じわじわじわわわわと気づいたら茶渋がついてるっ的なこういう映画もね、いいよね。最後もこれで終わるかーというラストシーンだけど、そこから染み入るああこのセリフ染みるーという。小さな心の変化を感じるニュアンス。こういう映画の脚本とか俳優とかほんっとにすごい。監督のどうやっ的なとこが見えたら私はシラーっとなる時があるので、いい意味で裏切られるのがいい。小さな変化といえば、映画前にラーメン食べながら。息子の表情に小さな変化が!ホホホ素直な息子!!Happyなのはいいことやなー!と思いがけないニュースが聞けて、娘とニコニコ思い出深い映画となりました。海の風景、街の風景が美しい映画。音楽もねー。話は暗いけど。笑いもあります。そして、私はなんとずっとイギリスのマンチェスターだと思い込んで観てたのです。観た後も、娘がイギリスの発音じゃなかったとかいうけど、いやいやイギリスの田舎やってと強気に返したら、バリバリのアメリカ英語だったそうな。確かに、ボストンいうてたなあー。思い込みってね。気をつけよう。
by bagel70
| 2017-06-12 11:29
| 映画
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