暮らしのエトセトラ 6号では、素敵男子に思い出の絵本を紹介してもらいました。
この反響も楽しくて、チャイクロ見てたなーっとか。おしいれのぼうけん、読んでたなーとか、感想は楽しいです。思い出の一冊って、なんだかその人のルーツとなってるんじゃないかな、と思います。
そんな私は、数ある思い出の絵本から一冊というと迷うのですが、かなり好きだった絵本こどものとも「おはようミケット」。思わず、実家の本棚でまた見つけたときは、じーんとしました。今では絶版で手に入らないようです。残念。
私の中にずっとヨーロッパの暮らしに憧れがあって、それは食い入るように見つめて読んだ「おはようミケット」の暮らし。自分だけのクローゼットを見ながら「なに着ようかな」とか。ぬいぐるみのミケットとの暮らしが、幼いながらに衝撃と共感を感じて、初めて「いいなあーーっ」と心から想った世界かもしれません。
同世代の方で同じようにやっぱり「おはようミケット」が心に残ってる人がネットで探すと結構いるみたいです。やっぱりー、と思います。
こどものともってすごいなーと思います。
パトリス・アリスプさく・え やまぐちともこ やく 福音館こどものとも275号