
カトリック幼稚園で出会い、今も仲良くしてる東京の友人のおすすめ映画
「神々と男たち」観てきました。京都シネマにて。久しぶりにズドンと深く考えるいい映画でした。実際にあった事件を描いているのですが、信仰の深さと人としての尊厳、揺れ動く心や政治的な背景。
日頃、生活の中で感じることのない抑圧された感情や人の気持ちの揺れを推察する時間が映画の醍醐味。美しい聖歌とともにアフリカ、全く知らなかったアルジェリアとフランスの歴史を知ったり、たくさんの不条理な死が世界にはあふれていることを実感する。
人を想い「仕事」をやり遂げる男たち。日本の政治劇と対極にあるような責任感に圧倒される。