本、読んでますか?
ブログやFBで今、こんな本読んでますって記事、好きです。新聞の書評とかもフムフム・・・と読んでしまいます。人の本棚とかもすごく興味あります。フムフム・・・って。
祖父は古本屋で、家は本だらけ。母も本好きでリビングの壁はすべて本棚。地震のときはあの本が一気におそってくると思われます・・・。姉も本好きでいつもおもしろい本を上手に見つけてるなーと思ってました。姉の家には、階段に本棚がつくられてます。だんなは、中高生まで全く本を読まない人だったらしいのですが、いつからか、本の虫です。漫画もこよなく愛してますが、本を買う量もすごいです。私は電車で本を読む男子が好きなので、クルクルの頭で、電車で本を読む姿はなかなかの好みです。
そういう私は、本大好きっというほどまではいかないのですが、本はいつも気になる存在・・・という感じです。本は、装丁も大事だなーと思います。写真は、ホビットの冒険。装丁に一目惚れして古本屋で買ってました。このお正月に映画を観て、息子が読み始めました。
横の本は、岡尾さんのroom talk オリーブ少女はついつい、たまに開いてなんともいえない空気感を楽しみます。
年末に読んだ本は、母、三浦綾子さん。
これはよかったです。歴史で習ったプロレタリア文学=小林多喜二、ぐらいしか知らなかったので、小林多喜二という人を知れたこと、母の視点から描かれた想いに胸がぎゅっとなりました。自民党政権になり、なんだかざわざわしていた今、この本を手にしたのは不思議な気持ちでした。闘ってきた人がいるから今があるんだ・・・。キリスト教との関わりの描き方もよかった。
最後は、河合隼雄さんの対話する人間。
私は、子どもたちが小さい頃から河合隼雄さんの本を読んできて、あのユーモアを挟みながらの語り口調が大好きでした。対話する人間の中では、いろんな問題に触れられてますが、今、取沙汰されているスポーツの体罰の問題。既に1992年にP283でスポーツ教育の見直しをとの題で問題提起されてます。日本での当たり前は、世界ではほんとに時代錯誤であることが多い。親も、学校の当たり前をあきらめてしまうことも多いのですが、誰のための教育かと考えていけば、答えは簡単なはずなのに・・・・。なかなか変えることは難しいけれど。変わってほしい。