先日の日曜日は、LABOの発表会でした。年に2回ほどある発表会。普段のLABOPARTYの活動はこどもだけ(テュータと)の世界ですが、発表会は親もこれまでの取り組みをどんな風に表現するのか楽しみでもあります。幼児から大学生までが一緒にひとつのお話を作り上げていきます。英語と日本語で。なんとも独特なワールドなのですが、これがまたおもしろいんです。このおもしろさをなかなか上手く表現できないのですが、LABO仲間のお母さんとはこのおもしろさを共有できる喜びがあります。
台本は約数ヶ月使い込みます。息子は今回、西遊記の孫悟空役。主役だったので、台詞は多く、出番も多い。かなりの英語と日本語を暗記していかなくてはなりません。ほんとにラボッ子ってすごいなあーと思います。
(記憶脳が鍛えられますなあー)CDを聞き込んで覚えます。息子はmy ipadがあるので、それで聞き込んだようです。
発表を終えたあとの表情は、ほんとにどの子もす、素晴らしいです。今回の西遊記は、練習不足気味でヤバイとの声が聞こえてましたが、なんのなんの。とっても迫力があって、見応えがありました。小さい子の一生懸命な姿、大きい子たちの小さい子を気遣いながら、劇をリードする姿。息子ののびのーびと舞台の上で、大きな声で楽しんで演じる姿に成長を感じました。悟空とともに一山越えて、自分を見つけた姿でした。娘は、受験を終えて取り組んだ発表。テーマ活動(劇)を作り上げるおもしろさをどんどん感じてるようです。
河合隼雄さんの本に、親ができることは、子ども時代に子どもが「ああーたのしかったーーー」と心から思えることを体験させることと書いてありました。ほんとにそう思います。心底、ああーたのしいーっと思う体験は、なによりもその子の生きる力となります。
ラボの発表会を終えたこどもたちの、ああーたのしかったーーという顔、充実感は、他では得難い気持ちだと思う。年齢の違う仲間と心をひとつにつくりあげ、そして順位のない、勝ち負けのない世界。覚えたり、体で表現したり、それぞれの役割があるからこそできあがる舞台です。
この経験が、こどもたちの自信の源になってることに違いないのです。
昨日は、持ち寄り晩ご飯のお疲れさま会。さまざまなお料理を食べながら、感想を言い合いました。いつもおいしい料理が集まってきます!
みんながあったかく見守ってるのもLABOのいいところだなー。
サッカーも大好きだけど、LABOもだいすき。好きなことをのーびのび、笑顔で!がんばれっ。