特別な信仰心があるわけではないのですが、神さまは、生きてるといろんなお題を出してくれるなあと思います。今は、moralってなんだろうーと考えるのです。人として、こうだよねという判断基準。これが時として、人により大きく違うので面食らうわけです。舛添さんみたいに分かりやすいと、みんなそれはおかしいやろっと突っ込み放題だったわけですが、それを知ってた部下とかは、これおかしいよね?と思わなかったのかなという不思議。都知事だけ辞めて問題が片付くわけではなく、きっとおかしいよねと言える空気がなかったことが問題だったんじゃないかと。
仕事をしてたり、子育てしてても、時として他人とのモラルの違いに驚くことがある。違和感を感じることは大事だなと思います。立ち止まって、考える。考えるときは、悶々とするけど、思考することは大事だなあ。
娘が今日、犬の散歩をしながら話してくれたのは、大学での講義。アメリカ人の教授による英語でのナチスについての講義です。それがとても面白かったそう。(interestingのおもしろいね)ヒトラーがどんな風にドイツ国民を魅了、洗脳していったか。それはそれは、さまざまなユニークな政策で人を虜にしていったそう。アメ玉作戦が実に功名なのです。人の心というのは、強い言葉やキャッチーなもの、安易なつながりに、翻弄されやすいという話。
私は一昨年観た映画、ハンナアーレントを勧めました。近々一緒に観たいなと思います。選挙も近いしね。
モラルは、どんな風にして育っていくのでしょう。人の気持ちを思いやったり、それはしちゃいけないよ、というのはどんな風に学んできたのか。また、学びたいテーマがでてきました。娘の話を聞いてると、また大学で勉強したいなーと思います。なんて魅力的な講義があるんだろうっと。