12月。師走。仕事も山盛りですが、Christmas飾りを準備する時間が楽しい。ああ、Christmasが近づいてきます。こどもたちが大きくなると、今年はサンタさん何持ってきてくれるかな?とかないので、わりと落ち着いてられます。小さい頃は毎年、何にしようかとあれこれ思案して、選ぶのも楽しかった。海外の織り機やおもちゃ、ボードゲームに絵本。海外のお菓子。サンタさんが持ってきてくれるモノは、必ず異国の素敵なモノなのでした。お父さんが焼く鳥の丸焼きは今も恒例。Christmasの夜をキャンドルをつけて、特別に過ごすのは、私の母から続いてる行事です。そういうドリーミーなことは、代々、受け継がれていくんだろうなあと思います。
リンドグレーンのやかまし村が大好きでした。やかまし村とピッピと大草原の小さな家とヘンリー君と、パディントンで育った私です。国はあっちこっちだけど、児童文学のあの世界が大好きでした。娘や息子にもたくさんお話しに触れてきました。私の求める心地よさって、あの世界のほのぼのなんだよなーと最近、よく思います。こやの時間が楽しいのも、お話の中のようだから。子育ても、裏山でそりすべりするこどもたちを眺めるのが心地よくて、私の作った人形で遊ぶこどもたちを見るのが愛おしかった。どのシーンもかけがえのない時間だったなあ。その世界は、脈々と受け継がれている気がする。祖母もお話(児童文学)が大好きだったから。そう考えると、物語の力って本当に偉大です。活字と挿絵から自分の頭の中で広がるイメージ。そのなんともいえない幸福感の中に自分が包まれる時間。そして、その幸福感を抱いて、生涯過ごしていけるのです。私の小さい頃の夢は、児童文学者。久しぶりに思い出したけど、その夢はまだそっと抱いておいて、もう少し時が経って、書いて見るのもいいかもしれないと思います。モーゼスおばあさんのように、ね。