天才、秀才がいると言われる高校で、すんごいって人いる?と息子に聞く。「うーん、・・・・自分かな」シーン、笑。冗談だとは思うが、あながち本気かもしれない。そういう人です。笑。受験期に過信は良くないと塾の先生に忠告されてたけど、確固たる自信により進路は全く揺るぎなかった。ものすごく目立って結果を出してくるタイプではないけれど、じわじわと自分の中でしっかり作戦があるように攻めていくタイプ。
一方、娘は、あっけらかんと生きる。自分の人生大好きっとよく言葉にする。19年間の自分の歩みが面白すぎるやろっと。自分大好き。フローリアンも大好きだけどねとオープンに日々を語る。この日本人離れした自己肯定感はどこから?
うちは、本当によく褒めるというか感嘆が多い。私はいつも母に「おもしろいー」と言われて育った。このおもしろいは、FUNNYではなく、INTERESTINGの方です。「洒落とうー」とも。Complimentというか、admireの言葉が多かった気がします。作品や作文、考え方や遊びなど、ずっと習ってた油絵もいつもここがいいねとか、いつも喜んでくれるツボが好きだった。ほめるって、そういうとこですよね。本気で想う感嘆の言葉。
それは、決して評価ではなく、努力やセンスやその子の力に驚いたり、おおっと思ったり。優勝したり、100点とったりするのって、簡単に褒められるけど、日常の中の発見や想いや行動を認めていく。共感していく。そのツボがハマると、自信へと繋がっていくのかもしれないなと思うのです。
日本人の自己肯定感の低さは世界でもかなり下の方です。謙遜という美徳が日本にはあるので、そのせいもあると思うのですが、自殺率も高い。なんでだろう〜なんでだろうーと考える日々です。
Compliment、まずはだんなさんを褒めてみよう。子どもたちの前でね。