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Bagelつれづれ日記

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自己肯定感と達成感。


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しばらく書けないうちに書きたいことが色々と。まずは、記録として、ラボの発表会について書いておきます。ああ、このラボについてはなかなかうまく伝えられないのがもどかしいところなのですが、我が子たちはもう12年続けていて、そろそろ集大成に近づいて来ている。久しぶりの大きな舞台でジョン万次郎の物語の英語劇を発表しました。ああ、素晴らしかった。こういう感動をもらえることのありがたさを心底感じる。4歳から20代まで幅広い年齢層で一体となって作り上げるその大変さはもうそれはすごい。そのプロセスは本当にすごい、なぜならすごい数の英語のセリフと日本語を覚えなくてはいけないし、全てを体だけで表現するので、場面展開も自分たちで構成していくのです。小さい子は大きい子達から刺激をもらい、いつかあんな風になりたいと憧れ、大きい子達は、小さい子たちの成長が嬉しくてたまらない。お互いが精神的に支え合える関係というのは実はありそうでなかなかない関係性だと思う。フラットな関係性だからこそ生まれる信頼感や責任感。子どもたちは、数々のお話の舞台を経験して来た。どの作品もそれぞれによかったなーと思い出されるのですが、ラボの良さは優勝とか、金賞とか評価されないところ。評価といえば、見た人たちの反応と言葉と感想文のみ。それで十分伝わるし、自信を得ることができる。評価はあまり必要ではなく、本人たちがやりきった満足感、達成感を感じられることが実は一番大切なんだと思う。それをしっかりと感じさせてくれる指導者であるテューターの手腕と愛に感謝しかない。
自己肯定感というのは、達成感の積み重ね。それは評価や成果から得られるものではなく、おそらく言葉や自分が体感、心で感じるのが一番なんだと思う。一つのことをできるだけ長く続けることによって得られるものは大きい。さらに評価がないものを続けるためには、何が必要なのか。自分の挑戦と自信と楽しむこと。今回、息子は怪我で出れなかったけれど、会場から見ていて、いろんな感想を話してくれました。そしていつか自分はこういう役がやりたいと来年は受験でお休みするのですが、まだまだ仲間と演じたいという想いがあるんだなあと嬉しくなったのです。小さい子たちのあの緊張しながらも堂々とした表情は、これはおそらく他の習い事では培えない力だよなーと一人頷くのでした。
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LABO PARTY




by bagel70 | 2018-02-15 00:14 | こども | Comments(0)
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