子どもを信じること、田中茂樹さん講演会を聞いて来ました。子育て中に読んだこの本で、納得と衝撃を受けたのを覚えてます。我が家も割と変わった子育てをしてたところもあるので、ああこれでいいんだなと思うところと、自分の思うように導きたいという部分はとても反省したものです。子育ては、そういう軌道修正がとても大事。子育てはもうほとんど終わってけどなーと思いながら、お誘いに乗ってみると、やっぱり聞いてよかったーと。最近、子育ての話を聞きたいとよく言われるので、その参考にもなりました。さて、センター試験1週間前の息子がコタツの向かいに座り、勉強してますが、もちろん、ながら勉強。滑らない話を見ながら、爆笑して勉強してます。イヤホンなので、何が面白いんだかわからないけど、そのあまりに楽しそうな爆笑に、こっちまで笑いがこみあげます。こんな感じで、我が家はほとんど子どもたちのことに干渉することはありません。それができるのも、子どもを信じてるから、なわけで。これまで、まあ、フツーに真面目な私は、これで大丈夫なんか?と高校受験期も思ったことが何度かあるのですが、その度に、yoshiが大丈夫!人それぞれの集中の仕方があるから。一度にいくつかのことを並行してやれるのは、才能であると自信たっぷりにいうので、ほんまか?という疑いの気持ちも持ちつつ、確かにそうかもしれんと。まあ、そういう私も大したことなく、そんなに集中力も高い方じゃないし、自分の常識がほんとに合ってるかわからんよな、と柔軟になることも大事だなと思います。というのも、よく、お父さんやおじいちゃん、割とエリートで安泰で暮らしてきた人たちは、こうしたほうがいいっとやたら干渉してくる話も聞きますが、とにかく、娘の高校でもその話は口すっぱくされていて、私たち、またさらに上の世代と今は、時代がものすごいスピードで変わってると。なので、親の世代の価値観は、今の子たちには通用しないことをはっきりと言われています。これからを生きる子達は、自分たちで切り開いていかなければならないわけで、昔みたいに会社入って一生を終えるなんてことは、ないに等しいのでは。なので、進路などの余計な干渉はブッブーッ、または、無視!です。はっ。話がそれて行きましたが、、、、
田中茂樹先生の講演は、ほんとに、えええーーっと真面目なお母さんはかなりびっくりすると思います。大体のことはいいんじゃない?と思う変わってる私でさえ、いやーそれはーと思うのですから。それぐらいまあ、極端なのは、先生がカウンセリングをされていて、子どもが何かしらの問題行動を起こしてから、かなりの状態で駆け込むパターンを見て来られてるので、極端にしてますと話されてました。極端で効果があれば、そこまで症状が出てない人にも有効だろうという説です。(確かに)例えば、元気な子には、遅刻が重なるとなんでそんなに遅刻するの?と責められるのに、登校拒否になった途端に、今日はどうー?ちょっとでもいく?とか、学校も遅刻しても全然大丈夫ですよとか、親も学校も態度が変わることに気がついて、それならば、普通の子にもその接し方でいいんじゃないかと思われたのが、大発見だったそうです。この話を息子にしたら、確かにーと納得してました。ですよねほんと。日本は、普通に頑張ることが当たり前とされすぎてるなと思います。
Good enough mother、程よい母親が良いとイギリスのウィニコットが提唱した言葉。いいなあーと思いました。完璧じゃない、いい感じに抜けてるお母さんの子どもの方がなんか自分で考えて、しっかり育ってるなーと思ったりしたから。
昨日、印象的だった言葉で、甘やかし→子どもに行動を指示する、命令する、失敗させないようにするとか、(例えば、中学から英語でつまずかないように英語を学ばせておこうとかは、甘やかしなんですよ!)(受験が心配だし、内申も取れるか心配だから、早くに塾に行かせよう!も甘やかし!日本中甘やかしだらけじゃん)
愛情は、ただ、子どもを見守る。自分のペースでチャレンジさせて、失敗も成功も受け入れる、
結構、甘やかしを愛情と重ねてる人が多いだろうなーと思いました。もちろん自分もいくつか、ありました。えっそれ甘やかしなん?とかね。もちろん、正解などはないので、それぞれで考えて選んでいったらいいんだろうけど。
小言を言わないとか、指示しない、命令しないをするだけで、ものすごく子どもが変わるそうです。我が家は、否定的なことを言わないようにしてきました。これは特に心がげてた訳でもないのですが、私が母からそうされてきたのと、yoshiも一度も否定的なことを言わないので、それが当たり前になっていったわけです。親子の会話については、また書きたいと思います。
子育てって、結構、知っとくと、ああそうなのかと思ったり、軌道修正したりできるので、その家の大事にすること!を明確にしていくのがいいんだなーと思います。ちなみに先生は、家ではリラックスさせる!という信念のもと、動いていたそう。色々これも衝撃的に面白い話がありました。我が家は、気持ちよく笑って楽しく愛を大切に生きてこ!というとこかなと思います。大事にしてる部分ね。