グリーンブック
感想というのは、観てすぐに書かねば、想いの熱さが伝わらないのに・・・、気づいたらこんなに日が経ってました。文章を書くのは、ある種のエネルギーがないと書けないものなのか、ブログにむかえない日々でした。(instagramとかつい手軽でね、)この映画は、18歳の息子がGFと観て、すっごくよかったので、私にも観てほしいとなんどもいうので、よっしゃ!と近所の映画館へ。息子は2回目。映画館で同じ映画を2度見るのは初めてと話す。好きな映画は何回でも見れるのが不思議だよねと。そして、見るたびに感じ方や気づきもあるのが映画の面白さですね。見終えた後、そういう話をいろいろするのも良い時間で、息子がこれまで観た映画で一番好きかもというグリーンブック。良い映画でした。この映画が一番今までで好きというところも、良いなーと思いました。差別について描かれた映画はたくさんあるけれど、音楽とともに品格とユーモアと、二人の発する言葉がとてもよかった。イタリア系のアメリカ人とインテリな黒人という二人のペアが描く、アメリカ社会の複雑なヒエラルキー。旅の間で、生まれる感情の変化と、観ている方も同じようにいろんなことに気付かされていくロードムービー。日本でも最近、ヘイトが表に出て来たりしてるけど、そういう凝り固まった考えのおじさんおばさんにも観て欲しいなあ。最後のシーンもよくて、さりげなくてよかったなー。渋いこのよさ、十代に観て欲しい映画だなあー。
そういえば、イタリア系のアメリカ人とアイルランドからの移民のラブストーリー、ブルックリンを思い出しました。こちらもイタリア系の食事シーンが美味しそうで、食事のシーンって国民性が出て面白いなあといつも思います。この映画もとても良い映画だだったなあ。シアーシャローナンが素晴らしくて。機会あれば、ぜひ。
by bagel70
| 2019-04-11 11:18
| 映画
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