続けること。
14年間、娘が小学2年生から続けてきたお稽古事、英語劇のLABOPARTYを卒業しました。コロナで修了式がのびのびになってましたが、ようやく、小さく人数制限ありで、歌もダンスもできなかったけど、ラボっ子とFamilyと一緒に温かな会でした。ラボというのは本当に言葉では表現しにくいお稽古事ですが、3歳から大学生までで活動します。お話を英語と日本語で体一つで発表したり、ソングバードと言って、フォークソングなどを年齢関係なく踊ったりするのです。シャイだった娘がこんなにも、コミュニケーションが大好きになったのは、きっとラボの活動の積み重ねがあったからだろうなあと思います。本人もラボしてなかったら、どんな人生だっただろうねと想像もできないと話します。たった週1回の活動ですが、小さいころから表現してきた舞台の数々、キャンプや国際交流、どれも小さなチャレンジとやり遂げる自分自身の達成感、この繰り返しが子どもにとって大きな自信となるなあと実感してます。ポイントは、達成感が共感によるもののみということ。勝ち負けとか金賞とか、他者の評価がなくただただ自分、そして見守ってくれてる人たちとの温かい何か。そこがいいのです。勝ち負けや昇級といった達成感はとてもわかりやすいのですが、私は、子育てにおいてわかりにくいことの方が意味があることが多いなと感じてきました。結果ではなく、そのプロセスを大切にしたいと思います。小さな山を毎回、越えていく子どもを見てると、いつしか、しっかり信じることができるようになります。小さな山登りの繰り返し、いつしか大きな山も登れるようになってく感じです。14年続けてきて、途中、もちろんしんどいかなという時期もあります。そういう時が難しい。この子には向いてないんじゃないかとか、勉強の方が大事、部活の方が大事、その判断がとても難しいなあと思います。それでも続けてこれたのは、ラボの高校生、大学生たちがほんとに素敵だなーと思えたから。子どもたちにとって、憧れの存在がいることはとても大きいのです。何かをしっかり続けていくことは、とても力になります。音楽でも、スポーツでも。結果にこだわらず、自分のためにできる何かがあるといいです。部活動は、楽しいしいい思い出だけど、やっぱり部活。部活以外で自分の何かの時間があると、ポケットに隠し玉が入ってるかのような、自信につながるなーと思います。私は、長く油絵をしてました。これも変わったお稽古事ですが、大学から描いてません。デザインの仕事をしたり、写真を褒められたりすると、その頃の何かが活かされてるのかなと思います。またいつか描きたいなと思ってます。幼いころ、高い絵具やキャンバスを買ってくれていた親に今頃、感謝です。
by bagel70
| 2020-08-14 00:38
| こども
|
Comments(0)